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2010年度O-CDM主催セミナー等の参加者による排出量一人1kgオフセットの実施について
大阪CDMネットワーク(O-CDM)では、特に関西圏でのカーボンオフセットの普及と実施促進を目的として、「大阪カーボンオフセット・コンシェルジュ(通称OCONOMI)」活動を実施しております。OCONOMI活動としては、ウェブプラットフォームを通じてカーボンオフセットに関する情報発信を行うとともに、ウェブでカーボンオフセットの実施等の支援を「問い合わせフォーム」で受け付け、カーボンオフセットが広く行われることのお手伝いをできるシステムを構築しています。また、OCONOMI活動の一環として、カーボンオフセットの認知度向上と正しい知識の普及のために、「カーボンオフセット普及セミナーin
Kansai」を開催しています。
2010年度にO-CDMが主催するセミナー等(カーボンオフセット普及セミナーin Kansai 2010など)において、そのセミナー等に参加される方に実際に「カーボンオフセット」を実感し、体験していただくことを目的として、参加者に対して一人当たり1kg-CO2分のカーボンオフセットカードを配布します。そのカードでは、1kg-CO2分の炭素クレジットによるオフセットを証するものとし、参加者がセミナー参加に要したCO2排出量の他、日常生活で排出している分を相殺することを、当該セミナー及びカード上で説明し、カーボンオフセットが身近なものであることを理解していただき、カーボンオフセットに対する理解の一助とします。
※ 事前のオフセット情報提供はコチラから確認できます。 |
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カーボンオフセットとは
市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等(以下「クレジット」という)を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることを言います。
本質的には、カーボンオフセットの対象となる排出量は実施者が主体的に行うものでありますが、今回はそのオフセット対象排出量は実施者(O-CDM)の活動からの直接のものではなく、主催セミナーに参加する方の排出量となり、参加者が主体的に排出削減を行うものではありませんが、カーボンオフセットや地球温暖化問題に関心を有する方にカーボンオフセットの意義を広めることを目的として、イベント主催者が自主的に行う「カーボンオフセット」として実施します。
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オフセット概要
O-CDMが2010年度に主催するセミナー等(カーボンオフセット普及セミナーin Kansai 2010など)に参加される方に、参加証として1kgカーボンオフセットカードを無償で配布します。このカードは、1kg-CO2分の炭素クレジットによるカーボンオフセットを証するものであり、カード受領者はその排出量(セミナー等参加に要したCO2排出量のほか、他の日常生活でのCO2排出量も含む)を1kg-CO2分オフセットしたことになります。
セミナー等への参加には、O-CDMウェブサイト上等で公共交通機関に利用を呼びかけ、CO2排出量を低減することに努めます。
参加者への配布は一人当たり1kg-CO2分ですが、このオフセットカード無償配布に当たっては、O-CDMとして1t-CO2分のCO2排出削減量(いわゆる排出権)
を調達・無効化し、一人1kgずつ計1,000人分(カード1,000枚分)をカーボンオフセットすることになります。
なお、オフセット実施に当たっては、O-CDM会員団体の(株)e-プランニングにより、クレジットの調達及び無効化(取消口座への移転)が行われました。
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CO2排出量の算定
これまでに政府主導の国民キャンペーンとして、「1人1日1kg削減」が行われていたことに鑑み、一人当たり1kgのCO2削減としました。
セミナー等への参加に要する実CO2排出量は、本来であれば利用交通機関や旅行経路(距離等)をヒアリング等によって確定した上で、算定することが求められるところですが、参加者それぞれ旅行経路も利用交通機関が異なるため、上記の国民キャンペーンの「1人1日1kg」の数値に基づいて、参加者一人当たりに1kg-CO2排出量のカーボンオフセットとして実施しています。1t-CO2分の炭素クレジットはすでに取消口座に移転する手続きを終えているため、1000人まで配布することが可能となっています。
なお、オフセットカード裏面には、1kg-CO2分のCO2排出の例として、2例表示してますが、その算定根拠は以下のとおりです。
JRで大阪〜京都を往復:
カーボン・オフセットフォーラム(J-COF)の「カーボン・オフセットの対象活動から生じるGHG排出量の算定方法ガイドライン(Ver. 1.1)」に基づき、「移動距離(km)×燃料消費率(kWh/人・km)×電力排出係数(kg-CO2/kWh)」で求めました。
・移動距離(km)は、JR西日本の「おでかけネット」のホームページ(http://www.jr-odekake.net)で検索し、大阪-京都間 42.8kmを導出。
・燃料消費率(kWh/人・km)は、カーボン・オフセットフォーラム(J-COF)の「カーボン・オフセットの対象活動から生じるGHG排出量の算定方法ガイドライン(Ver. 1.1)」の「III. 2. 運輸:旅客鉄道」のレベル1の「d:燃料消費率」の電力の標準値 0.048kWh/人・kmを利用。
・電力排出係数(kg-CO2/kWh)は、関西電力プレスリリース(2010年7月21日)「『地球温暖化対策の推進に関する法律』に基づく当社のCO2排出係数(平成21年度)の報告について」(http://www.kepco.co.jp/pressre/2010/0721-2j.html)に基づき、調整後排出係数の
0.265kg-CO2/kWhを利用。
大阪〜京都間往復のため、(42.8km×2)×0.048kWh/人・km×0.265kg-CO2/kWh = 1.089kg-CO2
電力を4kWh消費(電気代97円分程度):
電力消費量(kWh)×電力排出係数(kg-CO2/kWh)で求めました。
・電力排出係数(kg-CO2/kWh)は、関西電力プレスリリース(2010年7月21日)「『地球温暖化対策の推進に関する法律』に基づく当社のCO2排出係数(平成21年度)の報告について」(http://www.kepco.co.jp/pressre/2010/0721-2j.html)に基づき、調整後排出係数の
0.265kg-CO2/kWhを利用。
4kWh×0.265kg-CO2/kWh = 1.06kg-CO2
また、電気代については、関西電力HP掲載の電力料金表(従量電灯A料金単価表)の「120kWh超過300kWhまで」の単価 24.21円を利用。
4kWh×24.21円/kWh = 96.84円
なお、O-CDM会員団体の関西電力(株)では、具体的なCO2削減の取組みについての資料を作成しています。加えて、関西電力(株)ホームページ上では、環境家計簿「エコeライフチェック」で家庭のエネルギー使用からのCO2排出が一目でわかるものを提供しています。
オフセット(無効化)の方法
上記のとおり参加者一人当たり1kg-CO2をカーボンオフセットするに当たり、クレジット調達の最低単位となる1t分のクレジットを無効化(取消)しました。2010年度中のO-CDM主催イベントへの参加者(上限1000人)を対象としますが、1000人に満たない場合であっても、2010年度末(2011年3月31日)をもって配布用オフセットカードを廃棄することとし、これにより保守性を担保し、且つ一部カーボンマイナスとなる可能性も確保します。
このオフセットに利用したクレジットは、CDMプロジェクトから創出されたCER(認証排出削減量)を用いました。
【クレジット創出CDMプロジェクト】
●名称:Indur 7.5MW Non-Conventional Renewable Sources Biomass Power Project
(Indurの非従来的な再生可能バイオマスによる7.5MW発電プロジェクト)
インド南部のアンドラプラデシ州ニザマバード地域のレンジャル村に発電プラントを設置し、その周辺地域から籾殻及びバガスを中心にバイオマス残渣を収集し、それを燃料として発電するプロジェクト。このプロジェクトで発電された電力は、電力グリッドに売電され、グリッド内の化石燃料由来の電力を代替することで、温室効果ガス(GHG)の排出が削減されることになる。
●国連登録時期:2006年6月10日 (Ref.# 0391)
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